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21 January 2008

帰省中でもパイソンばっかり日記

↑タッチの差で東京カルチャーカルチャーの「駄目な文房具ナイト」に参加できないかなしみをこめつつきだてさんリスペクト。それにしても「きせいちゅう」と打つとまず「寄生虫」と出るのが言いえて妙すぎる。

◇ ちょっと前のことになりますが、ロンドンの日系コミュニティ新聞「ジャーニー」に、1月10日テレグラフ紙のジョン記事の抄訳が掲載されています。→
アメリカ金髪美人(コニー)と結婚したが別れ、次にまた結婚アメリカ金髪美人と結婚した(バーバラ・トレンサム)が別れ、さらに結婚したのはまたまたアメリカ金髪美人(アリス・フェイ)だったがやはり別れた、というのはいったいどういうココロモチのものなのだろう。

確かイアン・ジョンストンが、「コニー時代にジョンの家に行ったとき、ジョンはしきりに『いや妻はアメリカ人だから、なんでもかんでも冷蔵庫にしまいこむ、食器でも椅子でも…』とつぶやきながらお茶道具を探していた。そして彼の再婚後、家に行ったら、やはり『まったく妻はアメリカ人なもんだから、なんでも全部冷蔵庫にしまいこむ、お茶でも家具でもなんでも…』とつぶやきながら何かを探していた」とどこかで書いていました。はたしてアリスさんも冷蔵庫に何もかもしまいこんでいたのであろうか。いちジョン専としてはジョンにはぜひ幸せになってほしいと祈ります。そしてさけぶのです:



「それはクリー『ズ』と読むのだ!」




◇ 近所の市川中央図書館で発見。

思わず、

「それはペイリンと読むのだ!」

とかさけぶ前に、実は「80日間」がこんなステキな邦訳になっているとは実は不覚にも知らなかったゆえ、手にとって「わ」と驚きました。おだやかな筆致で埋められていて、マイケルは日記をこういう文体で書くのだろうかと想像するのはたいへん楽しいです。




◇ 先週B夜書房の空飛ぶ編集者E本さんと、「何故パイソンの普及ぶりにひきかえ、英語圏における単体旅人としてのマイケルの人気が、あいにく日本にはおよんでいないのか」と力をこめて数時間お話をいたしました。それはBBC的な旅番組フォーマットと、日本のそれとが微妙に異なっているからか。しかしパイソンなんか言語と文化とフォーマットの違いをがんがん乗り越え侵食してきているわけだし、マイケルのおだやかな(しかしなにげで辛辣な)センス・オブ・ヒューマーにいろどられた旅行記もまたこっちに来てくれないものだろうか。と、わたしはこのたいへんステキな80日間マイケル本をぱらぱら読みながら考えました。




◇ そのE本さんから以前頂いていた、ドイツからのチクリ、もといすてきなお話です。



「先日フランクフルト・ブックフェアへ出張したところ、
世界に冠たる出版社であるところのOrionも立派なブースを出しておりました。
そのブースの写真です。
なんだかもう、神にも等しい扱いになっていますが
とにかく世界に冠たる出版社であるところのOrion Groupが
世界の出版人に向けて、もっとも誇るべき著者として
マイケルを何の臆することもなく取り上げていることに
ちょっと感動すら覚えました。」

そしてこれです。

ちなみにこの屏風は合成写真などではなく「絵」なんだそうです。誰かがこれをひとふでひとふで描いたのです。素ん晴らしい。思わず新興宗教を起こそうかと思いました。名も知らぬドイツ人の画家さんの偉業は、ミケランジェロをはるか後方に引き離してパイソ信徒の記憶にきざまれることでしょう。




◇ ところでお知らせ。今週末26日土曜日夕刻より都内でミニオフを決行します。(某ミクシ方面にも関連コミュができております。K下さんありがとうございます) いや、オフつーか、ただ単に例のごとく、いい大人が酒類等喫し微薫を帯びつついろいろブツをもちこみつつ「いやあの第二シリーズの意識の流れが…」とかいうパイソヨタ話をしようという集まりで。やや急な話ではありますが、どうぞお繰り合わせとお誘いあわせの上ご参加ください。ちなみに場所は某英国式パブになる予定。何故英式パブになるかというと、その理由はいろいろあります。

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Comments

はじめまして。
naohaloと申す者です。
この間の大晦日にHDレコーダに撮ってあった半年前放送のワンダを観てその面白さに腹が捩れ、そういえばと買ったきり積んであるDVDの山からアンドナウを掘り返して鑑賞後、これは一刻も早く他の作品も全て観なければならんなぜ私は今までこんな大変なものを見逃していたのだと自ら落とした16tに潰されつつ、元旦から赤頭巾ジョンが森を行く勢いであらゆるサイトのbuyボタンをクリックしまくりの最中にこちらを拝見させていただき、akoさまの素晴らしい行動力と文章に感激そして爆笑し是非ご挨拶をと思った次第です。
マイケルの80日間は、ジョンのワンダが売れなかったのは日本だけ云々はここからか等と感慨深く読了いたしました。今ヘミングウェイアドベンチャー読んでます。次はフォルティさんが待ってます。
そして来月出る空飛ぶboxが本当に楽しみなのです久々ですこんなにわくわくするのは。
初めてのご挨拶で長々の駄文失礼いたしました。
オフ会が気になりつつ今後ともお見知りおきの程よろしくお願いいたします。  

Posted by: naohalo | 23 January 2008 at 15:51

はじめまして。はてしなきパイソン迷宮、つか泥沼にようこそ。これからとても楽しくるしい人生が待ってますよー。
ところでワンダは面白いですよね。録画されてたということは吹替えのTV放映でしょうか?もしそうならば、ぜひ台詞がはずむようにキレよくリズミカルな原語バージョンをも。ここのジェイミー・リー・カーティスの"All right, to call you you stupid would be an insult to stupid people! "と "Yes they do, Otto, they just do not understand it!"という啖呵が最高です。
http://www.youtube.com/watch?v=E5IQnQhzMSI

日本語版フライングサーカスDVDを買おうかどうか今とても迷っています。もしご購入されたあかつきにはぜひレポートをお寄せください。

Posted by: akko | 25 January 2008 at 13:15

こちらではお久しぶりでございます。すいません引っ越しのバタバタにかまけて、 いつからお邪魔してなかったのか、エントリーがいっぱい増えてて嬉しい限りです。っていうか、ちょっと心配なお話も載ってて、ああ、大変だったんだなあと思ってみたり。
あれですよあれ、人間いろいろありますね。生きてるんだから仕方ないですよね。

非常に亀レスで申し訳ないのですが、そのマイケルの80日間邦訳、持ってるのです。マイケルのきょーれつなファンになりたての最初の時期に買ったので、ものすごく鮮烈な思い出です。ああ、あれは確か大阪は梅田の紀伊国屋、買ってから帰るまで待ちきれなくて、途中の喫茶店で読みながら不気味な笑みを浮かべておりました。
そうそう、良い翻訳なんですよね。すごくマイケルらしい感じの文体で。
ああ、あのころは、こう人生がもっと明るかったなあ・・・いや今暗いわけではないんですが。
オフも楽しまれたようで何よりでございました。ああ、行きたかったなあ(無理だって)。

では、またよろしくお願いいたします。

Posted by: みうら | 14 March 2008 at 18:06

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