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20 September 2007

マイケル東欧へ:番外いろいろ

マイケル東欧へその1
マイケル東欧へその2

◇ 上記「その1」に、マイケルサイン会等イベントについて若干の追加をしました。
わたしは来週26日のロンドン大 Institute of Education トークに行く予定です。今年はジョンは出現するのだろうか。どきどき。

◇ 去年チェルトナム文学フェスティヴァルにともに訪れた相棒との会話。
わたし 「去年は先生が来たけど、今年のチェルトナムはマイケルが来るよ」
(注: われわれはテリJの大いなる歴史情熱に敬意を表し、彼を常に『先生』と呼んでいる)
相棒 「なに。会場は先生と同じか」
わ 「いや、先生の会場も相当立派な数百席の劇場だったが、マイケルはルパ様が出た2000席のあのレースコースだ。しかもチケットがおそらくほとんど売り切れている」
相 「ううむやはりマイケルはたいしたものである」
わ 「ルパ様もチケットは余っていたようだしな」
相 「ルパの前にはボブ・ゲルドフが自伝の宣伝がてらやはりあそこに出ていたが、噂では相当空いていたらしいじゃないか」
わ 「やばいなあサー・ボブ。それに比べてマイケルの愛されることといったら。またマイケルが全力で努力することといったら。実は以前のあるときロンドンで、これこれシカジカあり彼は過酷な状況下で大行列を相手に2時間以上ひたすらサインをし続けたのだ。明らかに疲れていたがそれでもとてもいい人だった」
相 「そういえば、われわれ去年チェルトナムで社会派ドキュメンタリー作家XXXX氏(←特に名を秘す)のトークも聞きに行ったが、会場はまあまあ埋まっていたもののその直後のロビーでのサイン会が閑散としてたよな」
わ 「あれは気の毒だった」
相 「本人呆然としていた」
わ 「テーマはともかく作家本人には誰も魅力を感じていなかったってことが容赦なく暴露されたな」
相 「3人くらいいたこたいたが、3人が去った後は誰も付近によりつかず、人々もそれに気づいていて気まずく遠巻きにして眺めていたよな」
わ 「本人『おれの取材と出版の苦労とこれまでの人生っていったい』とか思っていただろうな」
相 「パブリック・フィギュアとして愛されるってなんなんだろう」
わ 「去年そこにマイケルがいたらよかったのにと思う」
相 「何故」
わ 「いやマイケルならいい人全開だから、他人のそういう様子を目にしたら純粋に心を痛めて、自分のとこに来るファン女子たちにそっと『ねえ、ぼくんとこよりあの人のところに並んであげるといいと思うよ』とかささやいたりするに違いない」
相 「それより本人がまず、『気の毒だ、では行ってあげよう』と」
わ 「それ驚くだろうな作家XXXX氏。誰も来ず絶望にうちひちがれてがっくりしている、あっでも誰かが、と思って顔を上げたら立っているのがマイケル・ペイリンだったというのは」
相 「マイケルのことだから『以前から拝読して尊敬していました。サインを頂けたら幸いです』とか腰低く礼儀正しく頼むんだろうな」
わ 「後光が射してそうだな」
相 「大天使ミカエルだな」
わ 「作家一撃のもとにやられるな。マイケルいい人電撃」
相 「いいなあそんな目にあってみたいものだなあ」
わ 「うらやましい話だなあ」

◇ ところでその相棒から指摘がひとつ。
「あんたなんかいろいろ書いてるけど、マイケルが今行ってるスロヴェニアとかクロアチアって『東欧』じゃないよ。あれは英人から見たら『南欧』だよ」
「え、『南欧』ってイタリアとか南仏海岸のことじゃないのか」
「緯度で言ったらイタリアおよび南仏と、スロヴェニアとかクロアチアは同じあたりだ」
「うーむ…」

不勉強をお詫びします。とりあえずその点は理解しつつ、今後はチェコやポーランドなどいわゆる本当の「東欧」に行くということで、New Europe に関する記事は「マイケル東欧へ」で統一することにしようと思います。

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Comments

チェコやポーランドの人は「東欧」と呼ばれるのを嫌って
中欧と呼ばれたがります。東欧だと冷戦のイメージが
強いからでしょうか。
じゃあ、東欧はどこ?
学者の論争は、ひょっとしてスケッチのネタにでもなりそうなものですが
そのあたり旅行ドキュメンタリーにも出てくるかも。

関係ありませんが、サイクル野郎危機一髪を思い出しました。

Posted by: 通行人 | 27 September 2007 at 08:38

超亀レスになってしまいすみません。そしてご教示ありがとうございます。個人的には単なる「ヨーロッパの東の方」というノンポリ認識で「東欧」と表記していましたが、確かにこれには微妙な問題が含まれるようですね。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%B1%E3%83%A8%E3%83%BC%E3%83%AD%E3%83%83%E3%83%91
ポーランド人35歳にたずねたところ、「東欧も中欧もどっちもアリだけどやっぱり中欧の方がいいかなあ」という返答でした。当事国の人々の間にもいろいろな認識がありそうです。

Posted by: akko | 20 October 2007 at 20:31

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