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07 June 2007

春のラトランドとマイケル・リマーとサボテン

ちょっと間が空きました。すでに英国は春から初夏です。
重たいですが今年の春のラトランドの風景を少し。




ラトランドは今日ものどかです。


さて、

◇映画「マイケル・リマー」がDVDで出るようです。→★★★
エフェソスさんにご教示頂きました。ありがとうございました。

「ジョンはプレ・パイソンに限りやす」と酢豆腐若旦那のような暴言を吐くヘキのある管理人は、「もう映画のできなんかどうだっていい」とつぶやきながら光の速さで注文しました。もう出すに事欠いてやってくれます。すばらしい。


◇ちょっと前の5月24日、デイリー・テレグラフで妙な記事を見つけました。

「パイソンのcactiが40年ぶりにトーキーの洋品店の屋根裏で発見される」

こういう「古い番組のナニカがどこかの家の隅で見つかった」ということがニュースになるとき、それは「失われていたフィルム」の発見であることが多いのです。(実際ちょっと前に、もう存在しないと見なされていた「ダッズ・アーミー」の初期のモノクロフィルムがある民家の納屋でごっそり発掘されて、BBCで盛大に放映され大ダッズアーミーまつりになったことがあります)。

だから今回も、「パイソン」「屋根裏」「発見」という単語が最初に脳にヒットして、おおこれはナニカとんでもねえお宝映像がっ!
と思ったのですが、
Cacti とはサボテン(複数形)です。
はてパイソンサボテンとはなんなんだ。
それが6月20日にオークションにかかるとはどういうことだ。
とわたしはよくわからずしばし悩みました。

しかしその後しばらくして、問題のオークションハウスのボナムズさんのサイトを見ると、あら、確かにまごうことなきパイソンサボテンが出ているではありませんか。→

ここを見てようやくわかりました。これは、「サハラのスコット」の最後のとこ、キャロルが巨大な歯に追っかけられて逃げまどった後に出てくるあれです。


これは確かにパイソンズが70年春にトーキーに遠征し、そこをベースにしていろいろ撮影していたときのものです。(スケッチの最初にトーキー近郊のペイントン・ピアが出てきます。フォルティ・タワーズでもフォルティ夫妻が「ちょっとペイントンに休暇に行く」というくだりがありました)。

しかしそれにしてもまだ疑問が。
上掲画像から察せられ、およびボナムズさんの説明書きにもあるように、これは「高さ約10フィート(3メートルちょっと)」の物件です。
こんなでかいブツがまず、なにゆえ40年間も洋品店の屋根裏に置かれていたのか。
洋品店内では「なんだよこれ」「わけわかんねーよ」「誰だよこんなん置いたの」「捨てちまえよ」とかそういう疑問は40年間起こらなかったのか。
というより、そもそも何故その洋品店の屋根裏に運びこまれることになったのか。
このたびはいかにして「この妙なサボはパイソンのあのサボである」と同定できたのか。
当日ケンジントンのポッシュなオークション会場に、この3メートルのサボが運びこまれるのか。
ボナムズさんは予想落札価格を500から800ポンド(約12万5千円から20万円)としているが、それはどのような根拠に基づくのか。
というかその価格でいったい売れるのか。
誰が買うのか。
そしてデイリー・テレグラフの問いに対し、ジョンはこの発見は「エキサイテッド」であるとコメントしているけれども、いったい本人はどの程度覚えているのか。

とはいえ、次々にいろんなブツがオークション市場に出てくるある種の人々と異なり、パイソン物件は非常にレアであることは間違いありません。さあパイソンヲタの皆様はったはった。

ちなみにこの6月20日のボナムズさんには、ブラジルのポスター(予想落札価格10万円前後)、およびブライアン自殺部隊のヘルメット(13万円前後)が出品されます。後者がとても気になる。特定されていないということは、おそらくエリックがかぶったものではないのでしょうが。

それにしても、3メートルサボがポッシュな会場に運びこまれる様子だけでも見に行きたいと考えている自分が若干。いや買いません。買いませんっ。見るだけよオキャクサンみるたけ。と東南アジア方面の偽時計売りのような口調で自分に言いきかせ。買わんといったら買わん。

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