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14 April 2007

更新遅延のお詫びと歯科医と信頼とロンドンココナツとあなどれないワタシたち

パイソンに仕事は持ちこまない主義であるとはいえ、ちかごろ若干身辺がどたばたしており、更新およびレスがなかなかできずに失礼しております(特に3月18日のYouTube記事に関しては、自分でもうまく整理できずに誠に申し訳ありません。また改めて考えてから書きます)。これからもうちょっとこういう状況が続きそうです。しばらくの間こんな調子でゆっくり回りますが、どうぞご勘弁ください。

おとといかかりつけの歯医者に行ったら
「うちは英国歯科医師協会の定める『よい歯医者』の基準に達してますよ」
ということを証明する、協会が発行した銀色のプレートが飾られていました。
かの協会とはすなわち例の「BDA」であるわけで、よってプレートにも「BDAはおたくを正式によい歯医者と認めます云々」と麗々しく刻まれている。
うーんそうかついにBDAに認められたか。すると今呼ばれて入っていったら、いつものふつうの先生が変態歯医者と化しウサギを撃ち殺したりしてるんだろうか。あ違うか、BDAの男なんだから秘密諜報員なんだ、じゃ高度な頭脳的秘密テクニックを駆使しながら命をも賭けてターゲットに接触し、そしておもむろに「『図解入歯の歴史』を一冊下さい」とか言っているんだろうか。
すると♪レミン、レミン、レミノブザBDA、BD、BD、A-- とあの歌が脳内でぐるぐる回って止らなくなり、しかしあいにく自信のない精神科医の先生はここにはいないゆえ、いかん正気に戻るべしとわきの雑誌を手に取るとそれが英版「リーダーズ・ダイジェスト」。
「歯医者の待合室に置く雑誌」として、まるでリーダイはそのためにあるような一冊だと思いつつぺりぺりめくると。
リーダイが独自に調査した「もっとも信頼の置ける芸能・文化人ベスト100」というアンケート記事がありました。
つまりリーダイさんが何百人かの芸能・文化人の名前をリストアップして、それを無作為に(リーダイ読者の範疇で)抽出された回答者に、この人の言うことは「ほぼ無条件で信じる」「どちらかというと信じる」「興味がない」「どちらかというと眉唾」「ほぼ全部信じない」などのカテゴリに分けさせ、それをスコア化して順位を決める、というものでした。
1位はデイヴィッド・アッテンバラ。
2位がトレヴァー・マクドナルド。(ITN『News at 10』のニュースキャスター)
3位は誰か忘れてしまいましたが。
で、
4位がビル・オディ、5位がマイケル・ペイリンでした。

いやこの「もっとも信頼の置ける芸能人云々」というタイトルを見た瞬間に、「絶対にマイケルは上位に入っている」と確信して頁をぺりぺりやったとこもあるのですが、しかし、正直言ってビル・オディがここにいるとは思わなんだ。どうやら英人(のリーダイ読者層)には、鳥とか動物とか自然とかにかかわる人は信用性を訴える力が強いと見えます。アッテンバラ卿もそうだし。

それにしても、オディさんにしろマイケルにしろ、この英国的信頼訴求性(今作った言葉)というクォリティは一朝一夕ではとても身につかないわけです。こういう人は日本だったら「じゃ」ってんであっと言う間に選挙に引っぱられるのでしょうが、こっちでは選挙に芸能人を担ぎ出すことはあまりないので、そういうことに巻きこまれる心配はない。と言うより、せいぜいこのお二方にはその存在を生臭政治方面に利用されることなく、純粋に「鳥」とか「自然」とか「旅」とかはよいよ、ということを伝えることにその天与の信頼パワーを発揮していてほしい。

と、わたしは歯医者椅子にアオムケになりがりぐりやられながら考えました。先生は一見ふつう通りの先生でした。しかしなにしろ相手はBDAの男なので、今後も十分な注意が必要です。

さて。
「身辺どたばた」と上に書きましたが、それでも4月23日にはこれに行きます。行かいでか!!
トラファルガー広場でココナツもらってスパマロットを歌おう!→★★★

実は以前から、純粋な競争記録の更新ではない「ギネスに載るためにわざわざやったような企画」について若干の疑問を持っていました。100m走の一番早い記録がギネスに載っている。それはいい。しかし例えばお好み焼き300人前を一度に焼いてギネスに申請しようとする。果たしてそれは世界記録なのか?と。

でも、えー、例えばお好み焼きなら誰か別の人も別のところで「よし、じゃ400人前に挑戦しよう」と思い立つかもしれませんが、この「世界最大のココナッツオーケストラ」に関しては、スパマロット文脈以外にやる人がいるとは思えない。いるわけがない。じゃこれは世界最大の記録なんだかどうなんだか、考えるとなんだかよくわからなくなってきます。

だからつべこべ考えるのはよしにして、とりあえずニューヨークの後にロンドンにこのわけのわからな、もとい、遊びゴコロのあるすてきなイベントがやってくることを大いにコトホギます。しかもその後ホリグレの上映もあるってんじゃないですか。これはすてきだ!わい!せいぜい今からテルテル坊主を吊っておくことにします。


それから。
上記を書いてあげようと思ったら、
あっかぜさんが日本パイソン界の顔としてエキサイトニュースに載っている!→★★★
と発見っ!
そうかあなどれんか!参ったか!!って人のフンドシで相撲取ってしまってすみません。でも素晴らしい!なんかあまりにビックリ興奮してて言ってることがよくわかりませんが!!

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Comments

>あっかぜさんが日本パイソン界の顔としてエキサイトニュースに載っている!

この記事についてるトラックバック先の反応が興味深いです。なるほどなるほど。

Posted by: eno7659 | 15 April 2007 at 05:37

エキサイトニュースの件、宣伝ありがとうございます。
あなどれん、つーか、パイソンズに熱中してアドレナリン出まくりではありました、一時期の私。皆さんもそうでしょ?。

Posted by: かぜ | 18 April 2007 at 15:42

enoさん
興味深いです。確かになるほどです。
ここで個人的体験をひとつ。
わたしがパイソンを知り圧倒的にはまったのは2000年なんですが
それ以前に一度、パイソンとは何かをぜんぜん知らなかったころ、たぶん98年にBBCかなんかで放映されたホリグレを見ています。
その当時も一応コメディは嫌いではなかったので、テレビ欄を見ながら、ああぱいそんか、聞いたことあるよね、見てみようかね、とか思いながら見たのです。
そしたら、
じぇーんじぇん面白くありませんでした。
なんじゃこりゃと思いました。
これがなんで面白いと言われて残っているのだぷんぷん。とさえ思いました。

で、
いろいろあって2000年に急激にパイソンにやられ、
パイソンとはとかいろいろ知り、
その流れでふたたびホリグレと出会いました。
そしたら物凄く面白いと思いました。
死に笑いました。
で、どうしてこう違うのかなと考えました。
今でもときどき考えます。

かぜさん
お久しぶりでございます。ニュースを見たときは思わず鼻から牛乳でした。素晴らしいです。そしてわたくしの場合はあいにく「一時期」ではなくどうも現在進行形であるようでいまだじたばたしています。でも現在進行形パイソニングな方々はけっこう多いようです。

Posted by: akko | 24 April 2007 at 23:46

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