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17 November 2006

17NOV : さらばハーバート王子、そして女王陛下の007

昨年春からずっと個人的によいしょしつづけていた、ブロードウェイスパマロットのオリジナルキャストのひとりであるクリスチャン・「無駄美」・ボールさんが、今週いっぱいで契約を終了しついに舞台を去るようです。かれが次に出る新作舞台 Legally Blonde(「キューティ・ブロンド」)に関するニュースの中にその旨触れられています

*注:「無駄美」 - ボールさんはハーバート王子/まだ死んでない死体/著名な歴史家を演じるにはほとんど無駄なまでに美形であるということ。

スパマロット舞台においていかにボールさんが素晴らしいか、ということについてはこのへんですでに力説ずみですのでくり返しませんが、あの美形でありながらふり切れて壊れてはじけるハーバートが、本家ブロードウェイスパマロットから去るというのはかえすがえすも残念です。リーガリー・ブロンドもいいけれど、どうかいつかティム・カリーのようにロンドンに出張してきてほしいものです。

ちなみに、先日のロンドンスパマロットに関するエントリのときにはエリックちょんちょんショックでつい言及しそこねてしまいましたが、ロンドンには現在、ブロードウェイオリジナルキャストから、ティム・カリーの他にクリストファー・シーバーさんが長金髪を風になびかせるナルシストガラハッドとして遠征してきています。

思わず「ティモテ!」と口ずさんでしまう


シーバーさんのナルナルなデニス/ガラハッドもまたびしりとはまり役で、湖の淑女とのデュエット持ち歌 The Song That Goes Like This は何度聞いても本当に面白い。ロンドンにカリーさんが来るというのはあらかじめ知っていましたが、シーバーさんのことは実は知らず、だから芝居を見ている最中、どうもデニス/ガラハッド役はブロードウェイのシーバーさんに妙に似ているなあわざと選んだのかなあ、などと思っていました。そしたら本人だったわけです。すみませんシーバーさん(読んでないとは思いますが一応)。おわびがわりに、ボール&シーバー2ショットを再掲します。



夢の無駄美ペア


そういえば今思い出したこと。ロンドンの幕間で、隣に座っていた初老の夫婦が「あのガラハッドは地毛かしら」「いやあれはカツラだよ」と真剣な口調で話していました。わたしはノドのこのへんまで「いやあれはティモテなカツラなんで」出かかりほとんどそう口をはさみそうになりましたが、英人的討論の楽しみを奪ってはいけないと自制し、「いーやあのツヤは本物ですよ」「何を馬鹿な、大人の男が普通あんな長髪でいられるもんか」と次第に白熱してくる夫妻の会話を黙って片耳で聞いていました。

さて、
年末ですね。
クリスマスですね。
というわけで007映画ですね。
(わたしはひそかに、007映画とは「英人にとっての寅さん的、季節の縁起もん映画である。最近では釣りバカ日誌でも可」という説をあたためています。ただ、007と寅さんとのいちばん大きな違いは、007映画にはお子づれのお父さんたちがいっぱい来ていてそして連れたお子に向かって「いいかあジェームズ・ボンドとは、アストン・マーチンとはなあ」と力強く解説して聞かせているところです。こうして受けつがれていくのでしょうボンド文化。)

新作「カジノ・ロワイヤル」は女王様とその旦那様を招いてのロイヤルプレミアを経て本日公開です。おひざもとでの英国ではちょっとした騒ぎになっています。しかし、あれほどぎりぎりまでボンドもボンドガールも決まらなかったので、こら絶対来年に持ち越されるなと予想していたら、なんとびっくりクリスマスに間に合っちゃいました。なんだやればできるんじゃないですか英人。ウェンブリーアリーナ再建工事なんかもこうできないもんでしょうか。
(ウェンブリーの工事は、当初の予定より、完成が約2年間遅れています。というか、2年遅れれば完成するのかも実は定かではありません。ヨーロッパではわりとよくあることとはいえ、どうしてあれほどメジャーな工事にこういうそら恐ろしい単位で遅れが出るのか、日本人的感覚ではちょっと理解しにくいというのが正直なところです。)

もっとも当頁で何度か宣言したとおり、ジョンQが出ないと決定した時点でわたしとジェームズの関係はすでに終了しております。だからもう関係ないのです。しかしあらゆるメディアでこれでもかというほどCMが打ちまくられているのでいやでも目に入ってくるのです。なにしろ縁起もんだから。

そういったCMを目にするたびに、ブロンド・ボンドことダニエル・クレイグはやはりボンドというよりは悪役顔だなあと感じるのですが、しかし映画そのものは、評論家間ではどえらく評判がよいようです。どうやら突貫工事で撮ったにしてはたいへん渋くてよいらしい。よってクレイグブロンドボンドの将来はとりあえず安泰でしょう。なので来週見に行きます。いや関係は終了しているんですが、もしクレイグボンドが続投するなら、そのときのQとのケミカリーな相性が気になりますし。とわたしの目はすでに次のボンド映画に向いているのです。それにやはり関係は終了したとはいえ、やはり前作にはまり倒して13回見た以上、今でも昔の男が気になる程度には気になるわけでしてボンドさん。

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