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20 July 2006

20JUL : ザ・ケース・アゲインスト・パイソン

18日に上ロンし、ブリティッシュ・フィルム・インスティテュート(BFI)まででかけて行って、そして1979年11月にBBCで放映されたFriday Night Saturday Morningを見てきました。これは「正伝」356ページあたりで言及されている、「ブライアン」についての熱心なキリスト教関係者およびジョンとマイケルによる討論番組です。断片はいろんな機会に切れぎれに目にしてはいたものの、うーんなんとか通して見てみたい、実際に何がどう起こったのか知りたい、とずっと思っていました。で、こないだ突然その「知りたい」気分がある臨界点を越え、わたしは電話をかけ始めたのです。

大英図書館に問い合わせたら、ここにはないという返事でした。BBCにあたってもたぶんだめだろうなあとしばらく考えた後、そうだと思いついてBFIさんに訊いてみたところ、「その番組ならVHSでアーカイブに保存されています。リサーチ目的ということなら有料でお見せできますが、見たいですか?」という丁寧なお返事。「見たいです見たいです」と答えたところ、「それでは申し込み用紙をお送りしますので、ご希望の日時と、そしてリサーチのテーマをお書きの上ご返送ください」とのよし。

だからわたしは書きました。「リサーチのテーマ: モンティ・パイソン」
一応本当だし。

当日はその品のよい担当の方にもお会いし、申込書を渡して少し話をしましたが、ポンニチ女を前にして「モンティ・パイソンのご研究ですか。それはそれは」と、まったく動じていらっしゃいませんでした。やはりプロは違います。

さて。
かの「フライデイ」はティム・ライス(TR)の司会による1時間番組で、「ブライアン」の抜粋をはさみつつ、前半3分の1がティムとジョン・マイケルの会話、後半そこにサウスワーク区の司教とマーコム・マゲリッジが加わる、という構成です。

前半はごくなごやかに進みます。話の内容は「ブライアンがどのようにできたか」という、たとえばジョージ・ハリソンが助けてくれたとかそういうわりと一般的なことです。そのときに初めて知ったのが、ブライアンが何故「ブライアン」という名前なのかという理由です。TRがそう問うと、

MP「ブライアンという響きが、凡庸でありふれていてなんの特徴もなくてにぶくて血の巡りに問題ありそうな感じがするからで、例えばフライング・サーカスで、ジョンが頭のあまりよくないサッカー選手になってインタビューされるスケッチがあるけれど、あれがブライアンだったね」
JC「そう、あれは、ブライアンだったが例えば『ケビン』でも同様の効果があがっただろう(観客笑)」

こういう「名前の響き」感覚はなかなか非英語ネイティブにはわかりにくいもんがあります。日本語にするとなんでしょう。無法松の一生。違うか。

それにしても、ネクタイをしめたスーツ姿のジョンと対照的に、マイケルがノータイでひじにつぎのあたったジャケット、スニーカーというくだけた英人ファッションでリラックスしていて、にこやかな潤滑油みたいに場をなごやかにしています。というか、なんか言葉や仕草がいちいちかわいいマイケル。水差しを手にとってふと「これって水道水?まったくBBCはけちだから」と笑顔で言ったりして、いやこういうことをさくっとイヤミでなく言ってのけることはジョンにはできない芸当だ。

あとこういう会話が。
TR「ホーリー・グレイルの後にはみなさんソロで活躍するようになっていたし、もうパイソンズが分裂しそうになっていた状況を、『ブライアン』が救ったということになるんでしょうか」
MP「そう、そう言ってもいいかもしれない」
JC「なにしろ我々は、プライベートでは全員互いに嫌いあっているから」
MP「んー、ぼくはきみが嫌いじゃないよ」
JC「(えっ、という表情)」
MP「いろいろ言う人もいたかもしれないけど、きみを嫌いになったことなんて一度もないよ(にこにこ)」

わあっ。さらっと言うなさらっとマイケル。見ろジョンがなんか照れてくにゃくにゃしてるじゃないか。まったくこれでは小悪魔と呼ばれても仕方がないぞマイケル。と、わたしはモニタにつっこみ、ここの部分だけ何度もくり返して見てしまいました。本題からそれているとわかりつつもどうしても。マイケルの小悪魔ぶりここに全開。わるいやつだなあ。

気をとり直して本題部分。
後半にいよいよ司教とマーコム・マゲリッジ氏(MM)が登場します。
結論から言うと、問題は
「このふたりのお年寄りが、『ブライアンはイエス・キリストではない』という、基本的なパイソンの主張を理解していない。しようともしていない」
という点にあり、だからどうしても話がかみあわない。
というか、世界を大雑把に「パイソンを理解する人」と「しない人」とにわけた場合、このおふたりはどうやら後者に属するようです。(司教のほうはどうやらフォルティ・タワーズは知っているようでしたが、フライング・サーカスはあやしいです。)

視聴時間が限られていたので会話をすべて起こすことはさすがにできませんでしたが、印象に残った部分をできるだけ書きとめてきました。以下はその概略です。

最初に発言を振られた司教はこういうことを言う。
司教「イエス・キリストを否定することは人間にはできないのだ。この映画により君たちはいったい何を言わんとしているのか、私にはまったくわからない。私はあちこちの大学に呼ばれるし学生とも話をするから、学生レベルのユーモアのことは知っているつもりなんだが…(観客笑)」
TR「それではこの映画が、キリストのことを貶めているとお考えですか」
司教「そのとおりだ」

その後。
MM「例えば、子供は下品な四文字言葉を聞くと笑うだろう。(中略)君たちは、プロフェッショナルにその手のことをやっているのだ。君たちは磔刑と復活というすばらしい歴史を貶めているのであり、映画としてもできは最低のレベルだ」

この「磔刑を貶めている」と、「できは最低レベル」は、その後の発言でも何度もくり返されます。これに続いてMMはどんどん話し続けます。

MM「考えてみたまえ、キリストの復活はあらゆる文明の発展の源に根ざしているのだ。そしてあらゆる文化を刺激しているのだ。例えばそれにインスパイアされてきたのは歴史上の優れた美術家、芸術家、建築家、文学家、建築家…」
JC「(しれっと) …30年前のドイツ、宗教裁判… (観客、一拍おいて爆笑)」
MM「(黙殺。その後芸術とキリスト教について話した後) つまり、君たちの映画は、そのような形を真似をしようとしたラクガキであるのだ」

JCが「なんかえらく基本的なとこから話さなきゃいけないんだなあ」という顔をしつつ
(顔にそう書いてある)、

JC「まず最初に申し上げたいのですが、ブライアンはイエス・キリストではありません。それを我々はいろいろな方法で示しているはずです … (その具体的な例を挙げる。) … そして我々は、キリスト教を否定しようとはまったく思っておりません。我々が伝えようとしているのは、宗教に対して疑問を持て、ということです。それを批判的な目で見つめてみるべきだ、ただ、人に信じろと言われたから信じるという態度を改めてはどうかということです」
司教「では君たちの映画を、例えば14歳くらいの何にも染まっていない無垢な子供が見たとしよう。その子に、こういう映画を見た上でそれでもイエスが偉大な存在であったと信じていろと言えるのか」
JC「それは本人の判断に任せるべきです。疑問を持ったら、聖書を読めばいい。そこで問えばいいのです。イエスの死後30年経って伝聞で書かれたマルコの福音書とは、はたして真実なのかどうか?例えばそういうことです」

そのしばらく後にMPが割って入る。
MP「(笑顔が消えている) すみません、宗教心とおっしゃいますが、ぼくはこの国の宗教のありように混乱させられることが多いんです。確かに日曜日に教会に熱心に通う人が、そのかたわらで戦争をしたり爆弾を落としたり、国の病院の予算を削ろうとしたりして…」
司教「教会関係者は病院に最大限の貢献をしている。それは君の認識不足であり、ただのたわごとにすぎない。(客がざわめく。MPが嫌な顔をする)」

しばらく後。このあたりからJCのディベート能力のメートルがあがってくる。
MM「仮に君たちが預言者マホメットの映画を作ったとしよう。もしそうなら、君たちは今もっとたいへんな状況に置かれているだろう」
JC「まったくです、仮に今が400年前の世界なら我々は非常に危険にさらされていたでしょう。つまり、我々の文明はそこから進歩しているのです、それを示していると私は考えます (客喝采)」
MM「キリスト教にインスパイアされた歴史上の偉大な表現芸術に比べると、君たちのやったことは、進歩しているとは言いがたい」

さらに少し後。
JC「(乗り出すようにして)ですからマーコム、我々の意図は、まさに例えばあなたのような人にその考えを見つめなおして、それは正しいのかどうかということを考えて頂きたいということなんです」
MM「…あー、きみはそう思うのかどうかわからないが、君たちの行動によって、私が考えを変える可能性はまったくないだろう」
JC「それでは我々の映画のことは忘れてください。もっと一般論でお話をしましょう。なにしろおっしゃるとおりあれはくだらないゴミみたいなもんですから」

その後話は「ブライアン」を離れて宗教一般へ。
JC「キリスト教の偉大な表現とおっしゃいましたが、マーコム、私は固いプレップ・スクールに行き、その後パブリック・スクールに通いました。10年の間英国的宗教観を叩きこまれ、10年の間、その宗教教育が大嫌いでした。何かひどく侮辱されているような気分でした。そしてこのたび映画を作ることになり、改めてキリスト教について勉強しなおしました。すると、自分に知らされていなかった事実が山ほどあるということに気づき、私はほとんど怒りを覚えたんです。何故あのときに誰もこれを教えてくれなかったんだろう?何故これが伏せられていたのだろう?だいたい、私は福音書が何語で書かれたのか、どこで、いつ書かれたのか、何一つ教えられていなかったんです。これはどういうことなんでしょう」

観客が「ほう」「うんうん」とかざわめいているとき、司教がニヤリとする。

司教「ああそういえば、私はクリフトン・カレッジには何度も行ったが、君はあまり授業にはいなかったようだな」

観客笑。JCがさすがに苦笑い。

その後。
MP「我々の磔刑の表現に問題をお感じとのことですが、十字架に磔というのは、当時の極刑のひとつの方法です。そうして刑を受けた人々はイエスの他にも大勢いましたし、我々の映画で磔にされているのはイエス・キリストではありませんし、実際にイエスのときにもそのわきで罪人が同時に…」
MM「(さえぎり)こんなとるにたらない映画をひとつ作ったからと言って、どうして君たちに千数百年間受けつがれてきた十字架の深遠な意味がわかるというのだ!」

このへんでジョン・マイケルとも「なんかやんなってきたなあ」と表情にあらわれてくる。

MM「その千数百年間の間にキリスト教の奥深い叡智が人類にもたらした影響は偉大であり、それが及んでいる国々は数多く…」
JC「たとえば今のアラブ諸国もそうですね」
MM「そんなことは関係ない!(JC思わずうろたえる)人類は千年以上にわたり、十字架と復活を賛美してそれを受けついできたのだ。それを君たちは、なんだあの歌を歌うやつ、そんなふうに扱っているではないか、あの最低レベルの映画で」
MP「(両手の平をMMに向け)そのとおりですおっしゃるとおり、あれが最低の映画だというお話はよくわかりました!」

ここでついにマイケルがキレてます。珍しい光景です。前半のにこやかさがあるから余計に印象的です。

そしてこのへんにいなると、ジョンもマイケルも「もう聞いているのが嫌になりました」という気分が露骨に態度に表れているので、その後MMと司教はふたりともTRの方を見て話すようになり、しかも「だから君たちのあの映画が」とTRに言ったりする。TRは「すみませんマーコム、わたしは中立の立場の司会者であり、この映画にもお二人にもなんのかかわりを持たないんです」と言うけれども、お年よりにはぜんぜん通じていないらしい。

で、MMと司教がTRに向かって大声で糾弾を続け、混乱して収拾がつかなくなったあたりで時間切れになり、TRがほとんどほっとしながら「それではみなさん、もう時間もなくなりましたので…」とおさめようとしたところ、最後に司教が投げつけるようにかの「銀三十枚を受けるがいい」発言。それを聞いた特にマイケルが、「がーーん!」とショックを受けた顔をします。TRがおっかぶせるようにして「それでは次に、気分を変えて、音楽のコーナーにまいりましょう」と、そこでようやく切り替わります。

上記、約50分間。
ダグラス・アダムズがこれがすごく好きで、録画ビデオを人に見せて回っていたそうですが、その気持ちはすごくわかる。これ、むちゃくちゃカッコイイです。特に、冷静に自分の考えを説明する口調、および相手の言っていることに反応しすばやく切り返すジョンがもう物凄くカッコイイ。しびれます。コメディがここまで熱く鋭く理性的に語られたことがかつてあっただろうか、またはこれからもあるだろうか。いや、あのパイソンズ(のふたり)があの傑作「ブライアン」を語る、しかも熱くなって本気で、という理想の枠組みはおそらくこれ以外に存在しない以上、ないのでしょうこれまでもそしてこれからも。だからこの「フライデイ」は、コメディの歴史に必ず刻まれるべき数十分間だと思います。キレるマイケル・ペイリン、という希少な映像が含まれているという点でも。あ、それから「ぼくは嫌いじゃないよ(にこにこ)」と、そう言われてくにゃーとかしているジョン映像もまた含めて。と、せっかく長文を人様に読んでいただいたというのに本題以外の点でまとめるなよ自分。でも、ああ、はるばるお金払って見に行った甲斐がありました。やはりなんでも見てみるもんです。そこには必ず何かがあります。



お世話になりましたBFIさん

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Comments

akko様
ごぶさたいたしております。

こんなくそ真面目に書いてよいものか、迷ったのですが、やはり一言お礼を申し述べさせていただきます。

今回のご投稿で、この歴史的なやり取りを読ませていただいたことに心より感謝しております。
あわせてBFIさんにも感謝の意を表します。

どうもありがとうございました。

やっぱり世界はパイソンを理解する人とそうでない人に分かれていたのですね。

Posted by: josan | 20 July 2006 at 17:48

akkoさんの機動力は素晴らしいです!
そのおかげで、とても貴重な映像の内容を知ることができた私は本当に幸せ者です。ありがとうございます。
(とは言え、私はまだ「ブライアン」を見ていないのです……英語字幕を辞書片手に読み解きながらでも見るべきなのでしょうか……しかし、私の英語力は貧弱だし、歴史ものですので言い回しなど表現が難解なのではないかと思い、躊躇してしまうヘタレっぷりです)
残念ながら、討論としては成り立っていないようですね。もっとディベートに長けた方との討論でしたら、もっと深く真摯に語るジョンとマイケルを見られたかもしれないと思いました。

余談というか本題というか、やはりマイケルは素晴らしいですね。
なんというか、優しい笑顔と何気ない嬉しい言葉のジョブを繰り返し叩き込み相手をずしりとリングに沈める、私にとってのマイケルの魔性はそんなイメージです。私もすっかりやられています。あのジョンがふにゃふにゃになるのですから、私なんかひとたまりもありません。
最近はそういう偏った考えが脳内に蔓延ってしまい、「ホーリーグレイル」を見るたび、『どうしてランスロットは、いざハーバード王子を前にするとあんなに躊躇するのだろう? あんなに可憐な王子なのに。ガラハドのときとは対応が全然違うじゃないか』と疑問に感じていましたが、『あ、そっか! ガラハドはマイケルだもんね』というよくわからない結論に達し納得しています。なんだかもう自分がよくわかりません。

「フォルティ・タワーズ」レンタルビデオ屋さんにリクエストしたところ、どこかの支店の在庫から一本だけ字幕版がみつかり、見ました!
凄く良かったです。フォルティさんは素敵ですね! あんなに偏屈なのに、下着が鮮やかな黄色なのが個人的にぐっときました。

P.S.
お身体の調子はいかがですか?
「こころのヲタク祭り」に備えて、どうかご自愛下さいませ。

Posted by: リタ | 22 July 2006 at 01:03

★ josanさん
レスありがとうございます。
基本的に「飽きるか、死ぬか」でやっておりますので、今後もこのような突発的行動に走ることがあるかと思いますが、なにかとよろしくお願い申し上げます。
ところでパイソンを理解しない人とはたとえば、スケッチを見て
「何故ここでスペイン宗教裁判になるのですか」
と真顔で問うてくるような人々でしてそういう人々は確かにいます。
でもおそらく、どちらかというとそういう人々の方が世の中的には多数なのではないかという気も少しします。

★ リタさん
最近UKは熱波にやられており、管理人も若干ゴムのようにやわらかく伸びておりますが、「ヲタクまつりとロンドンスパマロットに行くまでは死ねない」と自分を叱咤激励しつつ生きています。

レアリティーズなんてものまで出ているというのに、何故あの世界一面白いコメディ映画(←たぶん)であるブライアンが日本で発売されていないのでしょうか。映画会社の権利がどうのこうのという理由はうっすら耳にしたことがありますが。ちなみに、ブライアンなら新宿ツタヤには吹き替え版のVHSビデオがあったと思います。近郊にお住まいならばいかがでしょうか。(ちなみに確か字幕版VHSのフォルティ・タワーズも全部あったと記憶します。すごいとこです新宿ツタヤ。)

それから、確かにランスロットがガラハドを女の子の誘惑から救い出すときの(いや、救っているわけではないのでしょうが)あの熱心さには、何かがあります。もしハーバート王子がマイケルだったら、「あっ人違い、でも王女よりもこっちの方がいいや」と、「馬上のスコッツマン」のように素早くかっさらって行ったのかもしれずランスロット。いや、でも、今回の「ぼくは嫌いじゃないよ(にこにこ)」発言を聞いて、マイケルってほんとに悪いやつだなあと思いました。あれじゃジョンはひとたまりもない。

話は戻りますが、フォルティ・タワーズ、よいですよ。シットコムの古典として、シェイクスピアが古くならないのと同じ理屈で今後も残り続けるでしょう。ストラットフォード・アポン・エイボンにはシェイクスピア関連土産物屋がたくさんありますが、トーキーの土産屋さんには、黄色いパンツのフォルティさん(が、マニュエルに馬乗りになってフライパンを振りかざしているシーン)のポストカードが販売されているという話です。いつか実際に見に行ってきます。

Posted by: akko | 23 July 2006 at 16:30

レスありがとうございます。
こちらもじっとりと暑い日が続いております。日本の真夏はほぼ亜熱帯と同じだそうです。

新宿ツタヤには「ブライアン」も「フォルティ・タワーズ」もあるんですね! 凄い! 
しかし、私は関西圏に棲息しているのです。
東京は、新宿は遠いです……ウウ。
せっかく情報を頂いたのに、申し訳ないです。
でも、大阪市内なら出ることが出来るので、市内の大きなツタヤを探せば見つかるかもしれません。挑戦してみます。
近所のツタヤやレンタル店は何軒もまわってみたのですが「ホーリーグレイル」すら置いてありませんでした。田舎なのです。

「フォルティ・タワーズ」ですが、また一本見つかったとレンタル店から連絡があり、早速受けとって見ました。あの有名な「Don't mention the war!」を聞くことが出来ました! 感動して思わず笑うことを忘れてしまいそうでした(危ない危ない)残りの二本もリクエストしているので、この調子で見つかってくれれば、全部見ることが出来るかもしれません。ただ店頭に並んでいるものではないようで、映像や音声が乱れることがあるのが淋しいです。
「フォルティ・タワーズ」は一度見て流せる作品ではないと思いました。繰り返し見るたび、細かな伏線や、バジル氏の表情や動きなど、新しい発見がありますね(パイソンと同じです)こんなに良い作品なのに「ブライアン」と同じく不遇にあるのは不思議です。
(かつて発売された「フォルティ・タワーズ」の日本版はネットオークションなどで高値で取引されていて、入手はなかなか難しいです)

トーキーはフォルティファンにとってやはり一度は訪れたい場所なのですか? お土産屋に関連商品があるということは「フォルティ・タワーズ」はもう確固たる人気があるのですね。ポストカード、欲しいです(それにしてもすごい場面をカードに……)
海外のネットショップではパイソン関連グッズが販売されているのを結構見るのですが、日本ではほとんど見ません(涙)しかし、困難を感じるほど何故か情熱は高まります。何かマゾヒスティックな部分を刺激されているようです。

マイケルがハーバード王子ならお姫様抱っこで救出されハッピーエンド、となるのなら、テリーJがあまりにも不憫なようも気します。彼が妬いているというのはそういうことなのでしょうか?

Posted by: リタ | 30 July 2006 at 15:57

今、人からもらった「燃えよ剣」を読んでいるんですが、司馬先生が書く沖田の解釈が「若い」「かわいらしい」「つねに明るく微笑んでいる」、そして「みなが恐れる土方をぜんぜんこわがらず平気でものを言う」、でもやるときは冷酷に人をばっさばさ斬って捨てる。わたしは思わず、「これは新撰組のマイケルだ」とつぶやきました。あまりにもマイケルぽいので、司馬先生はパイソンをご存知だったのではないかとすら思いました。んなわけないか。(いや待てよ…) パイソンが新撰組でマイケルが沖田なら、他のキャスティングはどうなるのか。と考えたりしている土曜の朝。ジョンは土方かそれとも近藤か。清河八郎はデイヴィッド・フロストではないかという気が少し。

閑話休題。順調にフォルティさんにお染まりであるよし、おめでとうございます。関西から新宿は遠いとおっしゃいますが、ラットランド→車で3時間のヒースロー→ひこうきで13時間の成田→総武線快速1時間で市川の実家→スーツケースだけ置いてその足でふたたび総武線に乗って新宿ツタヤに行って帰省中のパイソン鑑賞物件とりあえず確保、という道のりよりは若干近いのではないでしょうか。千里のパイソンも一歩から。一日も早いコンプリートをお祈りしております。

>何かマゾヒスティックな部分を刺激
欲しいものが手に入らない、見たいものが見られない、ううううう苦しい、しかしそれでもヲタをさらに苦しい方へとみずからを追いこませるもの、それは苦痛の根底にひそむある種の快感、なのでしょうか。それならばへたにモノを手に入れない方がヲタは幸せなのかもしれませんね。そうかもしれませんね。と、「そうか、そうだったのか、目がさめました」とここでいきなり納得し「ではこれはあなたにさしあげます」モノをわたしにくれたりするヲタの人が出たりしないかなあとちょっと期待してみたりして。特に、テリG責任編集の1974年のタイムアウトをお持ちである方が。

Posted by: akko | 05 August 2006 at 13:44

と、精神がデフォルトで反体制であらせられるパイソンが、イギリスの「国宝リスト」に仲間入りされた由。パイソンもパイソンだが国も国だ。と、まずは祝福を。
http://www.excite.co.jp/News/odd/00081154455683.html
http://www.icons.org.uk/theicons/collection/monty-python

Posted by: eno7659 | 06 August 2006 at 03:11

お知らせくださり助かりましたありがとうございます。感動したので思わず8月8日の記事にしてしまいました。英国のニュースを日本の方から教わることが多々あるあまり、「本当に管理人は在英なのか。どっかそのへんに隠れているんじゃないのか」とつっこまれがちなサイトですが、どうぞ今後もご愛顧のほどお願いします。

しかし、パイソンとひとくちに言えどイメージとしてはさまざまあると思うのですが、具体的にはいったい、どの場面のどのようなかれらをして「英国のアイコン」にかかげたいのでしょうか。わたし個人としては「かっこいいパイソン」を希望するのですが(問題棚上げ委員会の全員ディナージャケット姿などがたいへん好ましい)、ひょっとしたらやはり「全員ガンビー」とかそういう方向なんでしょうか。後者である方に10万ブラマンジェ、倍率ドンさらに倍。大丈夫なのか英国。

Posted by: akko | 09 August 2006 at 05:17

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