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05 April 2006

05APR : 空飛ぶ温故知新ふたたび

最近わたしの目の前に、たまたま「ライフ・オブ・ブライアン」を見て以来モンティ・パイソンなるものが何なのか非常に気になっているのだが、どこから手をつけてよいのかよくわからない、という人間が出現しました。無邪気に「あんたってなんか聞いた話ではパイソン好きなんだって?エリックがかわいいと思うんだけど、ところで何から見ればいいだろう?」などと尋ねてくるわけですわたくしに。

ふ、ふ、ふふふふ。
と、
わたくしは赤ずきんちゃんを目の前にしたオオカミおばあさん、もとい、紫の上を見出した光源氏、もとい、悩める子羊をかぎりない無償の愛で導くジーザス・クライストのようなこころもちで、ニヤリと笑いました。

わたしは、わたしのこのようなニヤリ顔とはすなわち大変危険な前兆であることを知っているので、もしわたしがその初心者であったならば後をも見ずに全力で走って逃げたところですが、あいにく初心者は初心者であるゆえ逃げもせずそこにとどまり、ごく普通にわたしの答えを待っていたりするわけです。
ふふふふふ。

とりあえずフライング・サーカスを、わたくしのヲタ目かつひいき目が強力に入った解説つきで少しずつ見せております。初心者は、ブライアンの話展開の一貫性に比べ、フライング・サーカスのあまりの意味のなさに最初は驚愕、「うわあなんじゃこりゃなんなんだこりゃあ」と松田優作的に反応しておりました。

で、いろいろ見せたあと「どうよ」と問うと。
初心者いわく、
「マイケルがすごいと思います」。
どうすごいのか述べよ、とさらに重ねると、
「マイケル、『羊飛行機』とか『ブラックメイル』とか『スペイン異端尋問』では、目がイっちゃってます完全に。あの人はコワイです」。

初心者が説明するには、ジョンがある程度キレて目がイっているのはなんか納得が行くよし。でもマイケルのかわいい顔した凶悪ぶりには、理由は不明ですがなんだか強烈なショックを受けるのだそうです。

実はあの6人の中でおそらくマイケルが血統的には一番高貴なんだよ(詳しくは『モンティ・パイソン正伝』参照プリーズ)、と話したら、改めて、人間ってなんだろう、という衝撃を受けたようでした。さらに、その人がそういえば現在BBCでいい人をふりまいている旅行作家の人と同一人物であることを思い返させると、もう決定的な混乱に陥りゲシュタルトが崩壊する音が聞こえました。

なんかやはり温故知新。まったく経験したことがない種類のわけもわからずただ面白い、という快感をもたらす現実に直面して理解できず苦悩しつつしかしその一方で面白くてえへへへへへへとか笑いがだだ漏れている初心者を眺めつつ、ああかつて通ってきた道、などとつぶやきつつわたしはタバコをふかしてみるのであります。

ところで、青さんから頂いた、色バトンこと「自分を色んなものに例えてみるバトン」をやります。

●自分を色に例えると?●
青。というか青しか知らない。絵を描くと青の画材が一番先になくなる。

●自分を動物に例えると?●
当初からそういう予感がしていましたが、最近やはり、自分はキリギリスだなあと感じます。色々な意味で。

●自分を好きなキャラに例えると?●
個人的には、混沌とするフォルティ・タワーズ世界を照らす、唯一の良心であるポリー希望。でもあの中では実は一番マニュエルに近いです。もしくは、第2シリーズに出てくる、あの死んじゃうお客さんとか。ちなみにホリグレキャラクター診断によると、わたしはアーサー王なんだそうです。へえ。

●自分を食べ物に例えると?●
切り刻まれて皿に乗せられ自分がショーユとワサビつけられて食べられるのをひくひくしながら眺めているアジの活け作り。

●次に回す人を色で例えると?●
ここで止めておきます。というかわたしは実は友達が少ないのです。(しくしく)。

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