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03 February 2006

03FEB : When Terry’s 64; グリムとヒース・レジャー; そして21世紀のパイソン裁判

★おととい2月1日はテリJさんの64回目のお誕生日でした。おめでとうおじいちゃん。ぜひ達者で頑固なウェールズ人のじじいでいてください。

●ブラザーズ・グリム以来かなーり気になっていた女子も多いと思われる、ヒース・レジャー主演の「ブロークバック・マウンテン」をひとあしお先に見ました。わかりやすく盛り上げておいてどうだ禁断の悲恋だ素晴らしいだろうさあ泣け感動しろ!な展開ではぜんぜんない、アン・リー監督調に淡々と静かな話はこびのこういう映画が、アメリカでヒットしたということにまず驚きました。テーマが社会的にも論議を呼んでいますが、とりあえずこれは、ホモセクシュアリティがどうこうというより、苦悩するアメリカの家族の姿の映画ではないかと。そして、ヒース・レジャーが、良い。良いったらよい。その朴訥な大人のカウボーイ態度と口調、その葛藤と苦悩の感情、グリム弟と同一人物だとはとても思えません。(なんでも『グリム』撮影中は、あえてハイパーアクティヴになるためにチョコレートばかり食べていたんだそうです。)わたしは、ふたりが4年ぶりに再会するところがとても好きです。うーんそうか思わず物影にひっぱりこんじゃうのか、でももうちょっと注意深く行動しろよ、というツッコミも若干しつつ。やっぱりアン・リーはこうでなくては、と思ったものの、確かこの人は「ハルク2」の契約書にうっかりサインをしてしまっていたのではなかっただろうか。(ちなみにエリック・バナもしているはずでして。どうなるのだろう緑色の人)

●BBCで見かけたスパマロット関連のニュース。→★★

あるモデルさんが、スパマロットの宣伝材料に自分の写真を許可なしかつ望まない方向で使われたという理由で、プロデューサーを相手どり裁判を起こしているのだそうです。

問題の写真は、スパマロットの劇場であるシューバート・シアターの外壁に掲示されているもので、上記サイトにその画像があります。なんでも、モデルさんの2年前のケープ・タウンでの仕事のときに撮影された、私的なものであるよし。カメラマン相手にジョークで投げキスをしている姿ですが、原告側いわく「身体的にある種の虚偽の強調がほどこされている」。(つまり「おっぱいがでかく加工されている」ですな。)モデルさんにとりこれは「公衆の面前での侮辱と恥辱」であり、その結果「非常な不安、屈辱、苦痛を感じている」のだそうです。

1月25日の記事ですが、以来続報はなく、ちょっと行方が気になるニュースです。もし訴えどおり、出演者でもないプロのモデルさんの写真を無断で加工して使っていたのなら、それは弁解の余地なしにかなりまずい話なんじゃないか。と思います。

しかし個人的な話で恐縮ですが。
わたくしは一応現場のシューバート・シアター近辺を非常な熱意を持ってじろじろ眺めてきた者ですが、去年も今年もこの写真にはまったく気がつきませんでした。記事を見て「こんな写真あったっけ」としばし考え、結局思い出せませんでした。記事の写真がやや仰角で撮影されているところをみると、おそらく建物の2階以上の部分なのだと思われますが、どうも目に入りにくい部分であるようです。

なので、この記事を読んだとき、それは軽率だ、だめじゃんプロデューサーの中の人たち、と思うと同時に、

(1) 言わなきゃ意外と気づかれないのに、訴え出ることによりかえって人目を集めて、モデルさんは侮辱と屈辱と苦痛とを増幅させているのではないか。

および

(2) なぜ、開演後1年経った今になって訴えていらっしゃるのか。

というそこはかとない疑問が。
もちろん個人の権利は正義によって公正に裁かれるべきですが、それにしてもやはり若干の疑問。
乞う続報。
それにしてもパイソンとは、いつでも今でもどうしても裁判にまきこまれる運命の人たちのようです。

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Comments

巻き込まれてはいないと思いますが
こんな事件も。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060204-00000131-reu-ent

監督の名前まで意味ありげに。

Posted by: 週刊魚魚 | 04 February 2006 at 23:13

ジョンはもともとそういう方面に関する浮いた噂があまりない人ですが(少しはある)、とりあえず弁護士崩れだけあり法律は遵守されているようでなによりです。

それにしても監督のあの名前は、この事件への伏線だったのかそうだったのか。

Posted by: akko | 06 February 2006 at 04:30

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