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30 October 2005

30OCT : スマナイ誕生日。

はっと気づいて倒れそうになりました。
27日はジョン先生の66回目のお誕生日だったのです。
遅ればせながらあわてておめでとうございました(ぱちぱちぱち)。どうかお達者でいてくだされ。
すみませんすみません忘れてたわけではないんです。でも去年はジョン公式サイトの中の人から「もうすぐボスのバースデーなのでプレゼント送ってください」みたいなリマインダが来たのに。リマインダは忘れているときに来てこそリマインダたる意味があるというのに。いや忘れていたわけではないですが。それに一応一度は「サー」にノミネートされたほどのセレブリティの人が、自分から誕生日プレゼントを要求するのもどうかと思います。(5年ほど前にノミネートされたものの、「んなもんいらねーよ」と蹴ったのだそうです。カックイーぜじじい。)でも術後をご自愛くださり、どうかお達者でいてくだされ。わたしは多くは望みませんがそれだけが望みです。いや、望みを述べだしたらきりがないので、あえて何も言わないでおくだけという噂もなきにしもあらず。

さて、
数か月前にTBSで放映されたピーター・バラカン氏司会の「CBSドキュメント」で、「スパマロット」がとりあげられたときがありましたが、あれの録画テープがなぜだか実家にありました。で、おおこれはニューヨークだよ全員集合、と思ってまた見ました。
ところで、
「正伝」でいちばんきつかったのが第7章でした。もうだめだこんなにつらいことはもう続けられない、と途中で何度も思いました。また、それまではわりと口数の少なかったジョンがこの7章でいきなり饒舌になっている、ということにもかなりやられていました。
で、
今回「正伝」後に初めて動く全員集合を見たのです。
そうしたら、
ご覧になった方はご存知と思いますが、写ってるのは一瞬だけです。しかもわたしはその光景をすでに見たことがありました。でもその見たことのある一瞬の光景を、このたび改めて目にした瞬間、わたしの脳にはがーんとデンキが走りました。パイソ婦女子心が思いがけず強力にゆさぶられました。何故なんだなんでこんな合計317歳のじじい戦隊にわたしはやられているのだ、とも思ったものの、もうどうしようもなく反応を呼び起こされてしまいました。もう嘘でも仮面でもなんでもいいから、今後この人たちが表に現れるときはどうかこのままのこの人たちでいてくれますように、と、わたしは神様にお祈りしていました。

ところで少し細かいことを申し上げてよろしいでしょうか。
同じくCBSドキュメントの中で、スパマロット初日に、最後の「オールウェイズ」で本物パイソンズが舞台にあがって加わるとこがありますが。
あそこをよく見てみると、舞台に上がるときに、ジョンがマイケルの背中をちょいと触っていますね。
あれがどうしても気になるのです。
いや、英国流ではこれはわりとよくある仕草です。「お先にどうぞ」という場面で、礼儀に障らないタイミングでちょっと背中なりひじなりを触って押してあげる、というのはまったく普通に行われることです。
ただ、この礼儀は普通、男性が女性に対してやるもんなのだ。
百歩ゆずって女性同士ならまだしも、男性同士でやるもんではないのだ。
でもそれをジョンがマイケルにやっている。
わたしは思わず考えてしまいました。それはもういろいろなことを。
そして結論に達しました。
やはり、まっとうな大人のパイソびととしてはこういう枝葉にこだわってはいかんのではないかと。そりゃ、パイソびと初期にはさまざまな枝葉に足を突っこんだりもしましたが、わたしはすでにそのヂョシコーセーのようなはずかしい思考回路は卒業したのです。わたしは今後、大人のパイソンの楽しみと快楽をまじめに追求するのです。どんな快楽かはともかく。
だからこういうことにこだわるのをやめよう。今やめよう。すぐやめよう。だからやめよう。やめい自分!いいじゃないかジョンとマイケルがうまくやってればすなわち英国天下泰平、国もポンドも女王様も悪い天気もまずいメシもきっと安泰だ。世界平和のみなもとジョンとマイケル!わたしは世界を平和に保っておきたいと願う地球市民なので、だから「正伝」でテリJが「ジョンのバカヤロウ、マイクなら何でも許すのにどうしてぼくのことは何も許そうとしないんだ」とか言っているとき、キーボードをぱこぱこ叩きながら思わず「妬いてんの?」とツッコんでしまったことは、絶対に口外せずこのまま死んでいこうと固く決意しています。

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Comments

先日勤務時間中に「そういえばパイソン本のたいそうなのがそろそろ出たのではないか」と会社近所の書店で買い求め、さりげなく机の上に置いてみたものの社内唯一のパイソン仲間が休暇中で誰からもリアクションがとれないまま帰途に。
電車の中で吊革につかまりながら片手で持って読んでいたら翌日筋肉痛に。
この重さの本はイスに正しく座ってテーブルに広げて読むのが正しい姿勢だとは思うものの、ソファに寝っ転がり、肘掛けにもたれて上半身に傾斜を付け、貧乳故に胸の上にクッションを設置、そこに本を置いて読みふける。翌日やはり筋肉痛に。

こうして読んだこの素晴らしい本が、まさかakkoさんが訳されたものだったとは。こちらのサイトは基本的にチェックしているつもりだったのに、「はてなアンテナ」が更新を見逃していたらしく、この1カ月ほど見ていなかったため、たいそう乗り遅れてしまいました。akkoさん、おつかれさまでした、いいお仕事をありがとう。

まったく関係ないのですが、年末年始はイギリス旅行をすることになり、にやにやしています。冬のイギリスに行くと言ったらイギリス人にバカにされましたが。パイソン&プリズナーNo.6な旅にしようと画策中なのです。

Posted by: サイ | 31 October 2005 at 12:21

 読んでいるだけで、脳内妄想暴発中のakkoさんのお姿が見えるようです(^-^;)。
 それにしても、アスペン直後は、いろいろとあったようですが、基本的にジョンは、マイケルのことなら、「何でも許してしまう」のですね。ほっとしたというか、まあ、放っておいてもそうなるだろうな、と思っていましたよ。
 ちなみに、エリックは、どうなんでしょうね? まだ怒ってるのかな?

 そうですか、ジョン翁も、66歳になられましたか。この場を借りて、お誕生日おめでとうございます、と言っておきます。相も変わらぬ元気じじいに乾杯(^^)/~

Posted by: 木下(にょろにょろ)靖 | 31 October 2005 at 15:39

★サイさま
どうもありがとうございます。
「正伝」に関しては乗り遅れという言葉はございません。なにしろ翻訳人本人が、今後10年くらいはこれでブログねたには困らないとほくそ笑みつつしぶとく話題に取り上げ続けているくらいです。って10年後もやってるのでしょうかこの13人ブログ。

「重い」や「筋肉痛」などはすでにこの本にかかる枕詞となった感がありますが、わたしはその他に「飛行機内では反り返る」という特徴を発見しました。空気が乾燥しているゆえだと思われますが、めくるとメリメリ音がしたりしてなかなか風情がある状態になります。来英されるときはぜひ、適度な水分の補給を。と、ひとさまの旅行中機内に1キロを持込ませようとしているわたくしです。

その際はいっそのこと、ドゥーン城やストーカー城まで足を伸ばされてはいかがでしょう。真冬のイギリスを骨の髄まで味わえることは間違いないです。


★木下さん
先日某所で
「やおいは英語ではslashという」
ということを目にし、そういえば以前トコツカさんが「この世にはパイソンスラッシュをやる人々がいる」とご報告下さり、英語サイトのリンクを貼ってくださったことがあったなあと思い出し、そうなるとつい、パイソンスラッシュを読みたいとかいうことは別として「いやただの見学だよ見学するだけさ」とだめなお兄ちゃんがもっとだめなお姉ちゃんを口説くときのでまかせのような文句をつぶやきつつ python slashでグーグルをひいてみたくなるのは人情というもので。(そうか?)

しかし一番上に出てきたサイトのリードいわく、
「モンティ・パイソンに関するスラッシュを探してここにたどり着いたみなさん、申し訳ございませんが、探す場所をお間違えです。……というか、どうして今さらパイソンのスラッシュなんてもんが必要なんですか?TVシリーズだけで十分じゃないですか?あれ以上に何を見たいんですか?だからここでは、『結局何をやってもスラッシュ』をお見せします」

そしてサイト本体。
http://indieskageek.tripod.com/id44.html

うわはははは。そのとおりだ。エリックの言葉じゃないけど、これだからパブリック・スクール(など)に行って、オックスブリッジに行って、そしてBBCに行った人たちはー!わたしが脳内妄想を爆発させたところで、それはわたしのせいではありません。悪いのは、この人たちです…。(←谷山浩子風にかわいらしく。)ええこの人たちですとも。

Posted by: akko | 14 November 2005 at 09:55

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