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05 October 2005

05OCT : 男には売るものがある

インテル入ってる、のインテルさんちのCMにジョン発見。→→インテルさんちのサイト
上記トップにいきなり出現、そして右上の See the ads で見られます。膝のり英紳士ジョン、いい。ジョンに座られて困っているおっさんもたいへんいい。うちの糸電話ダイヤルアップぱそではダウンロードにものすごく時間がかかるうえ紙芝居になってしまうので、きー!とかさけびながら見ています。

ジョン@CMは、アメリカ方面ではいろいろさかんにおやりだと小耳に挟んでいますが、こっちで放映されるオリジナルのCMはたぶん(あの悪名高き)99年のセインズベリーズ以来たいへん久しぶりです。ほとぼりはさめたということでしょうか。

こっちで「芸能人がCMに出る」というのは必ずしもいい印象をもたらすものばかりではなく、どちらかというと「金儲け」目当ての人々が出るもんだということになっていますが、まあジョンの場合、大っぴらにまちがいなく自他ともに認めるほど本当にそうなのでいいのだと思います。

それにしても、
古いものでもテレビ番組だったら、マイナーで古いものでもどこかに映像が残っていたりして、英国の片田舎の物置の隅とか、アメリカとかオーストラリアとかニュージーランドのテレビ局の倉庫などで不意に発掘される可能性があります。実際数年前に、ダッズ・アーミーの超初期の白黒フィルムが、南イングランドの農家の納屋で半世紀ホコリをかぶっていたところを発見、救出され、修復作業をほどこされて放映されていたりしました。それは、特にダッズ・アーミーファンでないポンニチ人の目にもかなり感動的な光景でした。

しかしCMの場合は完全にその場限りの「消えもの」なので、いちどキャンペーンが終わってしまうと、ふたたび見るのがかなり難しくなります。ジョンは70年代以来、英国に限らず海外でも鬼のようにCMに出ていましたが、ときどきものすごくすごいものがあるのです。いや本当。でも、そのほとんどはきっと人の目に二度と触れることなく去ってしまうのでしょうなあ。金を稼ぐだけかせいでぱっとあとくされなく消える、というのはかなりらしくていいとも感じるのですが。

個人的にさまざまな手段を講じて目にしたかぎりですばらしかったCMは、

1)マグナボックス(米、1993) ― 安かろう悪かろうな米メーカーの電気機器を、非常にきちんとした英人のジョンがひとつひとつまじめに解説。

2)アメリカンエクスプレス (英米、1990) ― 数年間にわたるアメックス出演CMのうちのひとつ。アニー・レイボヴィッツ撮影による。「できるだけクレジットカードとは関係ないバカバカしいCMにしよう」という意図のもと、コウモリ姿で木から逆さづりである。

でした。
両方とも芸術レベルの佳作で、わたしは見たときひいき目を抜きにして感動してしまいました。マグナボックスのなんて本当にすてきですよ。かっこいいよもの売らんかなジョン。ああ惜しい。ちなみに2)のコウモリ逆さづりは、写真がロンドンのナショナル・ポートレイト・ギャラリーに保存されています。たまに虫干しのように表のギャラリーに飾られているので、ロンドンにおいでの際は是非チェックされたし。

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