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25 May 2005

25MAY : ランスロット交替と会社日常日記

ランスロット@スパマロットのハンク・アザリア氏が、映画を撮影するってんで6月から半年ほど舞台を去るそうです。11月に帰ってくるまでの代わりのランス役は Alan Tudyk 氏(読めん)という、こんな人です。 →★★

最近個人的にアザリア氏ビイキなので、ちょっと「えー」なニュースでした。でもTudyk氏(読めん)に期待。上記リンクの下の方に芝居のキャリアが見えますが、それはそれとして、はたしてこの人はフランス語はうまいのだろうか。

ところで話は変わりまして。
先日仕事場の隣の部に、ヒナにはまれなる美青年が入社してきました。かれがラクダのようなマツゲ目で物憂げなまなざしを送りつつ髪をはらりとかきあげたりしたらもう、まわりの女(と何人かのそっちの方の男)たちは目をガビーン!と古典的な表現で飛び出させ、ハアハア言ってアタシがアタシがいやボクがとつかみあいをしている有様です。わたしもやはり女の一環として気にはなっていたのですが、話すきっかけが特にあるわけでもなく、ひそかに「ヴィスコンティ君」と命名して遠くから眺めているだけでした。

そしたらある日。
ヴィスコンティ君が人探し顔でこちらの部に入ってきた、と思ったらわたしの方に目をとめて、そしてとことこと歩いてきました。
わたしは美しいものがいきなり近づいてきたのでどきどきしました。
そしてかれいわく。

「あの実は、ぼくは隣の部の者なんですが、突然すみませんでも、同僚が君ならできるっていうから来たんです。本当かどうか。いや申し訳ないですが」

なんだかしきりに美しい顔で恐縮している。

「えー?あらいやーん何かしらー、あたしに何がお手伝いできるのかしらー?なんでも言ってみて。うふうふ」

わたしが必要以上にくにゃくにゃしていると、

「えーと。あの実は質問があるんです。あー。いいのかな言って。えー、そのー、あのー、あー、も、モンティ・パイソンの、ハンカチかぶって長靴をはいてる人って、なんて名前なんですか?

わたくしは切り倒される木のように椅子ごと真横にゆっくりとたおれました。

倒れたまま床から、

「ガンビーだよ」

と返事をすると、

「えっ、知ってるんだやっぱり。スペリングは?」

「G-U-M-B-Y」

「うわあありがとう。助かった。やっぱりみんなの言ってたことは正しかったんだなあー。(去りながら)おーい、わかったようー!」

後に残される倒れたままのわたくし。頬に感じる絨毯にゆっくりと涙の粒がしみこんでいく。
パイソンヲタと女の人生とを両立させるのにはなかなかむずかしいものがあります。こう感じるのはこれが始めてではありませんがとにかく。

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