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20 December 2004

20DEC Something Completely Different - NOT

こないだRadio Times が、ふと遠い目をして、読者にむかい
「なあ、この世で一番面白いスケッチってなんだろうなあ」
という問いを発しました。

その結果はこんなん出たそうです。

1. 死んだオウム
2. 4人のヨークシャー男
3. Lou & Andy by the Pool (Little Britain)
4. Going for an English (Goodness Gracious Me)
5. I Want a Brown Baby (Harry Enfield & Chums)
6. バカ歩き省
7. One Leg Too Few (Not Only But Also)
8. Papa Lazarou  (The League of Gentlemen)
9. Two Soups  (As Seen On TV)
10. スパム
(source: Radio Times 4-10 December)

今ちまたでえらく人気で大騒ぎの「リトル・ブリテン」を押さえ、40年前のスケッチたちがいまだに一番面白いと認識されているこの国のコメディ状況って一体、という気もしなくもないのですが、なにはともあれ大変よいながめであります。で、今、そのながめを愛でているだけではものたりなくなってきました。それでは久しぶりにDVDを引っぱり出し、かの「オウム」を見てまいります。

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いや見てきました。ああ面白かった実に面白かった。わたしはオウムひとつで丼メシが3杯食えて、語り始めると一晩平気で続けられる実にはた迷惑な自信があるのですが(そこに酒が入ると路上で暗誦を始める)、まったくそもそも、何故あのペット屋は「ドアの内側に看板がある」のでしょう。そして "I don't have to do this, you know"および"It was a pun!" と聞いて一瞬後ろを振りかえるジョンのウロタエ顔が好きで。あと一語一語をきっちり発音するジョンのしゃべりがスバラシイ。しかし、ジョンが派手に「ハロー、ポリー!ポーーリィィーーー!(がんごんがん)」とかやってる間、さりげなく目線で芝居をしているマイケルもシブイのであって、一体この人はどんな顔して鳥の死骸に釘を打っていたのだろうかとか、スケッチ世界に奥行きを与える味わいをかもしだしているとわたしは思うのです。

面白いもんを前にして『これは何故面白いのか』と考えるなど大ヤボではありますが、しかし何故、これはかのように面白いのでしょうか。「カウンターをはさみ相対する店員と客」とは英スケッチの黄金のパターンであり、古今に星の数ほどありますが、一歩間違えれば「よくあるパターンでしかもわけのわからんモノ」におちいり得るところをこの数分間は力強くふみとどまって、そしてこのスピード感はまったく群を抜いている。それはとても早いので脳内に麻薬物質が浸出し見る者にはもはや「えへへへへへひひひ」と笑うしか手段が残されていないのであって、ヲタ的に枝葉にこだわるのもよいのですが、パイソン好きの醍醐味はかのような直球勝負を味わうときにありと再認識しつつ、今年もまた暮れていくというわけでございます。

それからコメントを下さった茶つぼさん、ノーティカルマイルさん、どうもどうもどうもありがとうございました。茶つぼさんの詳細なBBCジャパン話を見て「わあ」とわたしは叫びました。それからノーティさんには、わたしの人生のヲタ師の御言葉「買おうか買うまいか迷ったら、買え。できるだけ素早く買え」をおささげいたします。まともなレスは大変長くなりそうなのでまた後ほど改めますゆえ、どうぞ今しばらく乞御辛抱。

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